2020年に入り新型コロナウイルスの影響が深刻な問題になっています。
学校が急遽休みになったり。観光客の激減。オリンピック中止も…。
どこまで影響が広がるのか、個人的に予想して紹介したいと思います。
Contents
日本経済に深刻なダメージが…。
株価が下がる…。
新型コロナウイルスが世界で蔓延すると、市場の不安要素が高まり株が売られる。
日経平均も23000円台から21000円台まで下落。たった一週間で10%も下がりました。
これから、どこまで下がるかも予想しづらい状況です。
アメリカにも深刻なダメージ…。
世界一の経済大国。アメリカが風邪をひけば、世界が風邪をひく。
アメリカの株価も日本同様かなり下がっています。
NYダウは6日連続下落し、6日間の下落率は3581ドル。下落率は10%を超えました。
特に1月27日の米株式市場では、1190ドル95セント安で取引を終えることに。
この下げ幅はリーマンショック時の下げ幅を上回る、過去最大の下げ幅となりました。
アメリカの株価は世界に影響を及ぼすことになるでしょう。
アメリカが緊急利下げを決行!
アメリカが利下げをすると円が上がり、円高になります。
実際、アメリカが利下げを発表すると1ドル108円前半から107円前半に。
このまま円高が進むと、日本の輸出企業は商品が売れなくなり経営が悪化します。
従業員のリストラ、倒産。その影響は私達の生活にも、深刻な影響が出ることになるでしょう。
有効求人倍率が下がり、仕事が見つからない。
派遣切りなどが横行した2008年リーマンショックの再来になるかもしれません。
新型コロナが収束すれば…。
良いニュースで…。
世界経済の不安材料になっている新型コロナウイルス。
この問題が改善されれば、一気にV字回復もあり得るかもしれません。
元々、アメリカの株価も過去最高を付けていましたし、日本の株価も10年前に比べたら3倍。
最近の世界経済は、かなり安定していました。
新型コロナウイルスの問題が解決すれば、また元の水準に戻ると考えています。
そして、東京オリンピックが問題なく開催されれば、日本の更なる発展もあり得るかもしれません。
最悪のシナリオは⁈
パンデミックの発生…。
もし、このままの調子で新型コロナウイルスが世界流行した場合は、今よりもっと深刻なことになるかもしれません。
世界的に経済活動が低下し、次々に新たな問題が出てくることになると思います。
ですが、アメリカや中国がワクチンの開発を進めているので、そこまで心配する必要はないかもしれません。
3ヵ月以内に臨床試験、その後3ヵ月で安全性の評価を目指すとの事。
つまり、6ヶ月後にはワクチンが完成するので、ずっとこの状態が続く事はありません。
予想外の事が…。
今は新型コロナウイルスが世界のニュースの中心にあります。
悪い事は続くもので、予期していないところからも問題が発生してくるかもしれません。
2008年~2011年の日本がそうでした。
2008年にリーマンブラザーズ倒産、サブプライムローンなどの影響で日本経済が大ダメージを受けました。
その後、徐々に回復していた所に東日本大震災が発生。
福島原発事故の影響、震災によるサプライチェーン(部品供給網)の寸断や生産停止。
このように、新型コロナウイルス以外の所からネガティブなニュースが出てくると、日本経済に追い打ちをかけることになりかねない。
イギリスのEU離脱。アメリカの大統領選挙。アメリカと中国の貿易戦争。
新型コロナウイルスの陰に隠れた問題が表面化して来ないことを、今は祈りましょう。
東京オリンピック中止で…。
東京オリンピックが中止になった場合、日本経済にも悪い影響が出ると思います。
オリンピックの準備にたくさんお金を使ってきたのに、それが回収できない訳ですから当然です。
ですが、オリンピックの経済効果は一時的なものなので、影響はあっても大打撃にはならないと考えています。
まとめ
個人的には、新型コロナウイルスに対する世間の反応が大げさすぎると感じています。
アメリカではインフルエンザでの死者が1万人を超えています。
2017年~2018年シーズンの死者数は61000人にも上りました。
それに比べ、3月5日現在の新型コロナウイルスによる国外での死者数は3186人。
国内では死者は6人です。
パニックにならず、冷静に対応していきましょう。